九州大学工学部電子工学教室
1989 年 58 巻 5 号 p. 762-765
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酸化物高温超伝導体の工学的応用にあたって,臨界電流密度は非常に重要なパラメーターである.本稿では特に,バルク材料の粒間および粒内の臨界電流密度に関する評価法を紹介し,これらの臨界電流密度の値を決定する,考えうる主要なピン止め中心について議論する.また,磁束ピン止めに関連した.現象として,磁場の増減時で臨界電流密度の値が異なるという履歴効果や,臨界電流密度の値が時間とともに漸減するという磁束クリープについても触れる.
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