応用物理
Online ISSN : 2188-2290
Print ISSN : 0369-8009
表面触媒作用と表面物質の合成
山田 太郎
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1990 年 59 巻 2 号 p. 145-154

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抄録

よく規定された表面,すなわち超高真空下の表面観測手法でキャラクタライズされた金属単結晶を触媒として行う表面化学反応の研究は触媒現象の基礎研究の新しい流れとして注目されている.本稿では表面における基本的な動的プロセスとして吸着・脱離・表面拡散および衷面反応について最近の研究成果を紹介する.さらに実用上重要な多原子分子の反応などについて最近得られている多様な結果について述べる。表面物質あるいは二次元化合物は触媒反応が表面で進行するとき中間体として必然的に生成するものであるが,これをひとっの表面物質合成の手法としてとりあげる.

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© 社団法人 応用物理学会
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