大阪大学理学部物理学科
1991 年 60 巻 1 号 p. 29-36
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基底状態の回復が遅い系,すなわちボトルネック準位のある系でのホールバーニングとフォトンエコーは,それぞれ永続的ホールバーニング,蓄積フォトンエコーと呼ばれている.この現象の物理的化学的機構について解説し,この分光法で明らかになった色素・ポリマー系の分光特性,特にこの系の1次の電子格子相互作用の特徴について述べる.また光エレクトロニクス素子への応用についても考える.
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