NTT基礎研究所
1991 年 60 巻 9 号 p. 883-890
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色素レーザーによる超短パルス発生の研究は, 20年の歳月をかけて目覚ましい技術的発展を遂げた.今日の超高速分光研究を代表とする基礎科学の発展は,色素レーザー技術に負うところが大きい.しかし,これまでの色素全盛時代から,再び固体系レーザーを中心とした新しい流れが最近始まろうとしている.広帯域波長可変Ti:Al2O3レーザーの出現は,そのきっかけを作った.色素レーザーの発展を振り返り,最近の固体系レーザーの研究状況を紹介する.
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