NTT光エレクトロニクス研究所
1993 年 62 巻 9 号 p. 915-918
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
近年のフェムト秒光源技術は,光の位相の積極的利用へと歩を進めてきた.これに応じて,光パルスの位相特性の測定法が必要である.本稿では,このための,相関法を利用したパルス測定法について述べる.干渉計を用いて得られるインターフェログラムと干渉第2高調波発生 (SHG) 干渉相関データをフーリ工変換した後,繰り返し計算に掛けることによって,波形に関する仮定を置かずにパルス波形と瞬時周波数が再構築される.このような詳細なパルス測定は,光源の物性測定,また発生パルス幅制限要因の解明に有効である.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら