応用物理
Online ISSN : 2188-2290
Print ISSN : 0369-8009
量子効果デバイスでLSIをつくるには
量子現象と情報処理をいかに結びつけるか
雨宮 好仁赤澤 正道
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1995 年 64 巻 8 号 p. 765-768

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抄録

次世代のLSIにつながる量子効果デバイスの研究では,現用トランジスタとは異なる方法で情報処理を行う新しい方向にアプローチしなければならない.そのために,材料研究者といえども情報処理アーキテクチャーの知識をもつことが必要となる.ここでは二分決定グラフとセルオートマトンという2つのアーキテクチャーを紹介し,それらを量子現象で実現することの可能性について述べる.

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© 社団法人 応用物理学会
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