横幹連合コンファレンス予稿集
第3回横幹連合コンファレンス
セッションID: 2N2-4
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医薬品添付文書情報における用法・用量記述の解析
*木村 昌臣鍋田 啓太大倉 典子土屋 文人
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抄録
医薬品の使用の安全性は、医薬品に関する医療事故を防止するためのキーとなるもののひとつである。これを担保するため、従来は医薬品の名称・外観が類似したものについての注意喚起や実務に採用しないなどの工夫がされてきたが、このような工夫にも関わらず、実際に事故が起こってしまったことを鑑みるとこれらの工夫だけでは対策として不十分と言わざるを得ない。本来、正しい医薬品を適切に使用するためには、用法・用量が正しいものであるかを使用者に確認させる必要があり、これにより使用の安全が担保されると考えられる。そのためには、各医薬品の用法・用量に関する情報を保持するためのデータベースが必要である。そこで、PMDAから公開されている医薬品添付文書情報のうち、用法・用量に関係する部分に対し、テキストマイニング手法を適用し、これに含まれている情報を抽出し、このデータベースのスキーマ定義に必要な項目を提案することを試みる。
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© 2009 (NPO)横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
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