バイオメディカル・ファジィ・システム学会大会講演論文集
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PCRプライマーの至適温度のファジィ推論による温度制御(一般講演)
平野 英保中野 正博麻生 恵田中 良哉柳原 延章新井 安芸彦平野 雄
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p. 140-141

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抄録

PCR (Polymerase chain reaction)は、遺伝子の発現量を観たり、塩基配列決定と組み合わせて遺伝子ないしcDNAの同定ないし新規特定が出来る。今までは、大腸菌ないでプラスミドに組み込んで増殖させて遺伝子セグメントを得ていたが、現在ではPCRにより得れるように成っている。速くて簡単に分析できる技術ではあるが、熱処理、ハイブリダイゼーション、伸展反応と3種類の温度を使い分け、特にハイブリダイゼーションの温度は、プライマーのGC含量や配列の特性に依存し、至適温度を見いだすのに時間と労力を必要としていた。今回我々は、至適ハイブリダイゼーションの温度設定をファジィ推論する方法を開発し、経験式と比較し同様結果をえた。

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© 2000 バイオメディカル・ファジィ・システム学会
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