日本心理学会大会発表論文集
Online ISSN : 2433-7609
日本心理学会第87回大会
セッションID: IS-002
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大会企画シンポジウム
【日本社会関係学会・日本心理学会連携企画】 ソーシャル・キャピタルと教育に関する研究の新展開2 地域と学校の新しい協働の場の創出における成果と課題
杉森 伸吉芳賀 道匡袁 麗娜上野 弘晶島崎 敦也福島 勉稲葉 陽二露口 健司堀川 佑惟
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抄録

少子高齢社会における地域と学校の連携による子どもの新しい教育環境の創出のために,東京都は,TOKYOスクール・コミュニティ・プロジェクトを発足させた。その一環として,東京都で初めてのコミュニティハウス(地域交流拠点)を清瀬市立清瀬中学校の敷地内に令和3年3月に設置した。その目的は,地域住民と学校をゆるやかにつなげ,ひいては地域住民の持つ教育力などのマンパワーを学校の児童生徒や教員に還元するとともに,地域住民も児童生徒や教員,他の地域住民からプラスの影響を受けることにある。

令和2年から令和4年にかけて,東京学芸大学が東京都からの委託でコミュニティハウスの効果的運営に関する調査研究を行ってきた。具体的には,市内の小中学校の児童生徒と教員,保護者,一般住民に対して,ソーシャル・キャピタルを理論的支柱としたアンケート調査と,関係者に対するインタビュー調査を行ってきた。その結果,QOLの変化や,ソーシャル・キャピタルとQOL,精神的健康,情動知能等との関連など大変興味深い結果が得られた。以上を基に,本シンポジウムでは,地域と学校の協働による新しい教育環境の可能性について検討する。

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