日本心理学会大会発表論文集
Online ISSN : 2433-7609
日本心理学会第87回大会
セッションID: IS-020
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大会企画シンポジウム
【日本心理学会 死生心理学研究会・日本心理学会連携企画】 死別と悲嘆研究の最前線 死生心理学研究の展開(8)
川島 大輔古賀 佳樹辻本 耐赤田 ちづる建部 智美坂口 幸弘渡邉 照美近藤(有田) 恵浦田 悠
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抄録

身近な人との死別は遺された人のその後の人生に大きな影響を及ぼす。とりわけ超高齢多死社会の到来を目前に控え,またCVID-19のパンデミックを経験した現代の人々にとって,死別や喪失とどのように向き合うかは重大な問題である。しかし死別後のグリーフ(悲嘆)についての心理学的研究は,精神医学や看護学などでの検討に比べると十分とは言い難い。また特定の死因や状況に着目した研究や実践が蓄積されてきている一方で,研究者間の相互交流の機会は多くない。加えて,死生の研究や実践に従事していない研究者や一般の人々に対しては,最新の研究成果が十分伝わっていない現状がある。

こうした現状に鑑み,このシンポジウムでは最新の研究を展開している3名の研究者に登壇していただき,その研究成果を発表してもらう。その上で,2名の指定討論者からのコメントをいただき,それを手がかりとしてさらにディスカッションを行う。本シンポジウムが死別と悲嘆に関する心理学研究をさらに発展させ,また我々のグリーフ・リテラシーを高める機会となることを期待したい。

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