日本心理学会大会発表論文集
Online ISSN : 2433-7609
日本心理学会第87回大会
セッションID: SS-002
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公募シンポジウム
公認心理師が果たすべき「分かりやすい説明」のあり方とは? 理解確認の役割と課題
山本 博樹松下 健岩壁 茂藤本 学伊藤 貴昭岩滿 優美森岡 正芳
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抄録

公認心理師の職務には心理的支援の利用者に対する「分かりやすい説明」が含まれている。もとより説明とは「説いて明らかにする」言語活動であり,「理解不振を把握・改善する支援行為」をいうから(山本,2017),公認心理師法より「支援者」と定義される公認心理師においては真正な意味で支援的な説明が求められるのである。彼らにはまさに「分かりやすい説明」が期待されるところである。ところが,一般に説き手は「分かりやすい説明」を受け手に押しつけるため,受け手の理解への支援がなおざりになることが説明研究からたびたび示されてきた。こうした難題を解消するために,今回は受け手に対する「理解確認」に着目し,公認心理師が「分かりやすい説明」を行う際に,受け手の理解確認をすることがいかに重要な役割を果たすかを確認した上で,その理解確認における課題とは何かについて,説明研究と臨床研究を展開してきた専門家が集い,理論と実践の両面からともに議論を重ねたい。

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© 2023 公益社団法人 日本心理学会
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