抄録
Liイオン電池用のLiNi0.5Mn0.5O2の初期充放電挙動をXRD、in situ XAFSおよび電気化学測定により調べた。LiNi0.5Mn0.5O2は4.5V(vs. Li/Li+)まで充電しても六方晶系を維持した。XAFS測定によりLiNi0.5Mn0.5O2のNiの大部分が2+であり、Mnの大部分が4+である事が明らかになった。従って、LiNi0.5Mn0.5O2は充電状態では、Ni2+がNi4+へ連続的に酸化される。LiNi0.5Mn0.5O2/人工黒鉛系電池を試作した結果、60℃で500サイクル後の容量劣化率は僅かに15%であった。