日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2003年年会講演予稿集
セッションID: 2M26
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チタン酸バリウム系セラミックスの高 DC バイアス下における誘電特性評価
*庄野 元浩掛本 博文和田 智志鶴見 敬章茶園 広一
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抄録
高DCバイアス下でチタン酸バリウム系セラミックスの誘電特性の評価を行った。MLCCのシェル部の組成を有するチタン酸バリウム系のセラミックスについて、電流─電圧変換回路とバイアスティーにつながれたDC電源を有する回路により測定を行った。その結果、室温での誘電率はDCバイアス電界の増加とともに減少した。また、誘電率の温度変化に関しては、DCバイアス電界の増加とともに誘電率のピークは平らになり、ピーク温度は高温側にシフトすることが明らかとなった。
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©  日本セラミックス協会 2003
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