抄録
機能性セラミックス(熱電体・圧電体・誘電体など)の高配向組織の設計・作製は、高特性発現のために重要である。テンプレート粒成長(TGG)法は、こうした配向セラミックス作製の有力技術であるが、高配向かつ高密度の材料作製を実現するには、その作製条件の最適化が必要である。そこで、TGG法で作製する配向セラミックスについて、焼結・粒成長のモンテカルロシミュレーションを用いた配向組織設計手法を構築した。TGG法における典型的なプロセス因子(テンプレート量・粒径、液相量など)が、作製するセラミックスの配向度および密度に与える影響について、計算結果を報告する。