抄録
固体電解質を用いた全固体型リチウム二次電池の電極抵抗を小さくするために、我々は多孔質な固体電解質を用いた活物質と固体電解質との複合電極について提案してきた。これまでに直径470 nmのポリスチレン粒子を用いたコロイド結晶鋳型法により非晶質のLi0.35La0.55TiO3の多孔体を作製することができた。本研究では、直径3 mmのポリスチレン粒子を用い結晶化したLi0.35La0.55TiO3の多孔体を作製することを目的とした。1000 °Cで焼成した後には直径10 mmの円形の膜が得られた。またSEM、XRDの結果より多孔質構造を維持した結晶化Li0.35La0.55TiO3が得られたことがわかった。さらにこの多孔体について電気化学特性の評価を行った。