日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2004年年会講演予稿集
セッションID: 1C37
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パルスレーザアブレーション法によるYBCO薄膜の体積と評価
*近藤 淳山田 旭洋吉門 進三
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抄録
Nd:YAGレーザの2倍波である可視光(532nm)を用いたパルスレーザアブレーション法により製膜したYBCO薄膜を熱処理した薄膜の組成とその表面のドロップレットの組成を評価した.光源の比較のため3倍波,4倍波を用いた場合についても検討を行った.またターゲットのYに対するCu,Baの組成比がそれぞれ4,2の時薄膜中のBaとCuの組成比は鋭い極大値を示し,それらの値はほぼ化学量論組成比の2と3となった.このとき生成されるドロップレットはほぼCuであった.ドロップレットの組成の種類はほぼCuのみ,Y,Ba,Cuすべて含まれるが若干Baが多いものがあることがわかった.また形状もピラミッド型,台形、半球形の三つが存在することがわかった.
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©  日本セラミックス協会 2004
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