日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第18回秋季シンポジウム & 第1回アジア-オセアニアセラミック連盟国際会議
セッションID: 1I01
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酸によるイオン交換処理が水熱合成1Dナノ材料の形態に与える影響
*鈴木 義和吉田 龍平吉川 暹
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抄録
アルカリ溶液中での水熱合成法は、テンプレートを使わずにナノチューブ、ナノロッド、ナノファイバーなどの1Dナノ材料を合成可能な方法として再び注目を集めている。酸による中和(イオン交換)処理により1Dナノ材料中のアルカリ金属イオンを除去するが、このときにpHを制御することで、残存アルカリ金属イオン濃度だけでなく、最終的な1Dナノ材料の形態も制御可能であることが次第に明らかになってきた。特に、やや強酸性側の条件では1D形態の細分化が生じるため、アスペクト比の制御も可能となると考えられる。
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©  日本セラミックス協会 2005
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