日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第18回秋季シンポジウム & 第1回アジア-オセアニアセラミック連盟国際会議
セッションID: 1I18
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複合セラミックナノチューブの創製とその微細構造観察
*田口 富嗣井川 直樹山本 博之社本 真一
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抄録
カーボンナノチューブをテンプレート材料として、様々なセラミックナノ構造体の合成が報告されている。これまでに、著者らはカーボンナノチューブをテンプレート材料として、金属粉末との熱処理により、SiCやTiC等の単相炭化物セラミックナノチューブの合成に関する報告を行なってきた。様々な材料の複合化により、材料の諸特性に関する高機能化が行なわれている。そこで本研究では、様々な複合セラミックナノチューブの合成を目的とした。その結果、SiC-SiO2ナノチューブ、TiC粒子担持カーボンナノチューブ、TiO2粒子担持カーボンナノチューブ及びSiC-TiCナノチューブなど、様々な複合セラミックナノチューブの合成に成功した。合成された複合セラミックナノチューブの微細組織観察を、透過型電子顕微鏡を用いて行った。
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©  日本セラミックス協会 2005
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