日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第18回秋季シンポジウム & 第1回アジア-オセアニアセラミック連盟国際会議
セッションID: 1K06
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ニッケルマンガン系層状酸化物の構造と物性
*小林 弘典荒地 良典
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抄録
リチウム二次電池用正極材料であるニッケルマンガン系層状酸化物は4V級で150mAh/gの可逆なサイクル容量を示すことからリチウムコバルト酸化物に替わる将来有望な材料として注目されている。リチウム電池の正極材料ではホストの結晶構造及びリチウムの脱離挿入機構が電池特性に影響を与えるため、これらを正確に理解することが極めて重要である。本講演では主に放射光・中性子を用いて、ホスト構造並びにリチウム脱離に伴う結晶構造及び電子状態変化を調べた結果について詳細に報告する。
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©  日本セラミックス協会 2005
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