日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第18回秋季シンポジウム & 第1回アジア-オセアニアセラミック連盟国際会議
セッションID: 1O07
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塩触媒ゾル-ゲル法により調製した低次元成長酸化チタンの光学特性
*松本 太輝村上 泰
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抄録
ゾル-ゲル法による酸化チタンの合成プロセスに、高い重縮合促進能を示すヒドラジン一塩酸塩を触媒として導入することによって、酸化物ネットワークを低次元に成長させ、透明性を有する酸化チタンゲルを得た。このゲルはフォトクロミック性を示し、光照射によって青紫色に可逆的に呈色・退色することが見いだされた。このゲルは150℃での処理によって緻密化することができた。また、ゲル化前のゾルを前駆体とすることによって、高い屈折率を有する酸化チタン薄膜を低温で合成することができた。
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©  日本セラミックス協会 2005
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