日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第18回秋季シンポジウム & 第1回アジア-オセアニアセラミック連盟国際会議
セッションID: 1O06
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ゾル-ゲル法により作製したTiO2膜の表面組織におよぼすゾル組成の影響
*今尾 智宏野間 直樹伊藤 征司郎
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抄録
色素増感型太陽電池の性能を向上させるには、電極材料として用いられるTiO2膜の表面組織を制御するような作製方法が重要である。本研究では、膜作製方法としてゾル_-_ゲル法を用い、ゾル組成を変化させることによって、高性能TiO2膜を作製することを目的とし、TiO2膜の作製条件と表面組織との相関を調べた。また、作製したTiO2膜を用いて色素増感型太陽電池を作製し、それらの性能を検討した。その結果、ゾル組成を選択することで、TiO2膜の表面組織は大きく変化し、太陽電池の性能は、粒子径の小さいTiO2膜を用いることで高くなった。
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©  日本セラミックス協会 2005
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