抄録
ペロブスカイト型プロトン導電体SrZr0.9Yb0.1O3-δを合成した。TG-DTA測定X線回折実験、X線吸収分光実験を行った。Sr,Zt,Ybまわりの局所構造をXAFS法のより決定しのその温度変化の詳細を明らかにした。構造相転移点と各相の空間群を決め、プロトン伝導の急激な増加と、特異な化学結合性変化との関係を明らかにした。この相は、融解までに3回の相転移があるが、プロトン導電性の変化と平均構造の変化とは大きくは関係せず、転移店より低温に位置する局所構造変化と密接に変化している。特異なヒステリシスや酸素の出入り、陽イオンの実効電化の変化についても紹介し、導電機構を原子レベルで議論する。