日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第18回秋季シンポジウム & 第1回アジア-オセアニアセラミック連盟国際会議
セッションID: 3B05
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白金担持高プロトン伝導性ゾル-ゲルガラス電解質の作製
*齋藤 丈明大幸 裕介野上 正行
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抄録
Nafion®系電解質を用いた燃料電池を運転するには,十分な加湿が必要であり,水分管理が重要な問題になっている.一方,我々が開発しているゾル-ゲル法で作製したガラスは,細孔径を精密に制御することで,低湿度(~40%)においても高い電導度を示す.ゾル-ゲル反応時に白金担持カーボン(Pt/C)を同時にガラス内に分散させたガラスの作製を行った.これを電解質にした燃料電池を組み立て,電流-電圧特性を測定した.また,両親媒性の分散剤を用いることで,無加湿状態での運転が可能であることがわかった.
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©  日本セラミックス協会 2005
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