日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第18回秋季シンポジウム & 第1回アジア-オセアニアセラミック連盟国際会議
セッションID: 3D08
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ペロブスカイト型非鉛強誘電体セラミックスの圧電特性
*竹中 正
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抄録
近年、欧米を中心として、Pb、Hg、Cd、Cr (6+) 等の有害物質を電子材料に使用することが法律で禁止されようとしている。現在の圧電材料は、主成分として酸化鉛 (PbO) を多量に含んでいるので、たいへん深刻な問題である。非鉛圧電材料の候補としては、ペロブスカイト型強誘電体、ビスマス層状構造強誘電体、タングステン構造強誘電体、ランガサイト等の圧電単結晶などがあるが、中でもペロブスカイト型強誘電体は、自発分極が3次元的にとれることから、セラミックスに圧電性を付与する分極処理に対してたいへん有利である。代表的な非鉛系ペロブスカイト型強誘電体としては、KNbO3 (KN)、BaTiO3 (BT)、(Bi1/2Na1/2)TiO3 (BNT)、(Bi1/2K1/2)TiO3 (BKT) などがある。本講演では、BT、BNT、BKTおよび KN 系強誘電体セラミックスの圧電特性について、特に、非鉛圧電セラミックスとして実用化する場合に重要となる動作温度範囲に着目して述べる。
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©  日本セラミックス協会 2005
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