日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2005年年会講演予稿集
セッションID: 1P27
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Cu1-xMxAlO2 (M=Li, Na, K)の熱電特性
*黒鳥 託也杉原 淳
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抄録
我々はデラフォサイト型層状酸化物であるCuAlO2に注目した。この材料は熱起電力が高いが、電気伝導率が低いという特徴を持っている。熱電性能を高くするには電気伝導率の向上が課題である。
そこでAl3+を価数が少ない元素による置換(Al=Zn, Ca, Ni)を行い電気伝導率の上昇を試みて、熱電特性に与える影響を調査した。結果としてZn2+の置換の際、熱電特性が改善できた。そこで、今回はCu+をアルカリ金属であるLi+,Na+,K+の置換を行い、熱電特性に与える影響を調査を行った。
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©  日本セラミックス協会 2005
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