日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2005年年会講演予稿集
セッションID: 3H24
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遷移金属酸化物ーメソポーラスシリカ複合体の作製とその多孔体特性
*武井 貴弘米崎 功記熊田 伸弘木野村 暢一
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抄録
遷移金属酸化物_-_メソポーラスシリカ複合体の作製をおこない、その多孔体特性を調査した。本研究では、界面活性剤カチオンと遷移金属カチオンとのイオン交換反応を用いた複合化を試みた。遷移金属源であるNi、MnおよびVの塩酸塩、硫酸塩および硝酸塩を180℃で脱水し、高比誘電率有機液体であるホルムアミド中で溶解したのち、界面活性剤を細孔内に含んだ状態のヘキサゴナル型メソストラクチャードシリカを加えて所定温度・時間撹拌した。処理後の複合化試料は、比表面積がおよそ400_から_800m2/g程度で直径2~3nmの細孔を持つ多孔体であった。
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©  日本セラミックス協会 2005
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