日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第19回秋季シンポジウム
セッションID: 1A03
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PZT/LaNiO3 多層構造の作製と圧電MEMS への応用
*小林 健一木 正聡前田 龍太郎
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キーワード: MEMS, PZT, LNO, 内部応力, カンチレバー
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抄録
PZT薄膜の疲労特性向上には酸化物電極が有効である。その中でもLaNiO3(LNO)薄膜は,圧電MEMS応用に有利な(100)配向PZT薄膜を形成できるという点で優れている[1]。LNO薄膜を用いたPZT薄膜の配向性や疲労特性については,強誘電体メモリ応用を中心に多数の報告がされている。しかしながら圧電MEMS応用に重要なLNO薄膜の内部応力,これを含む圧電マイクロカンチレバーの反りについてはあまり報告されていない。本報告ではこれらの点を中心に検討を行い,圧電MEMSへの応用可能性について述べる。
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©  日本セラミックス協会 2006
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