日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第19回秋季シンポジウム
セッションID: 3D20
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微細結晶粒炭化ケイ素の高温変形に及ぼすアルミニウム添加の影響
*時山 拓也篠田 豊吉田 道之赤津 隆若井 史博
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抄録
微細結晶粒を有するB, C添加炭化ケイ素の高温変形挙動は、粒界の構造や異種元素の偏析によって大幅に変化し、原料粉末に付着している不純物酸素や微量添加したボロンの影響などが系統的に調べられている。ところで、近年、助剤としてB, Cに加えてAlを添加することにより、従来よりも300K程度低い温度で緻密な焼結体の作製が可能となった。この助剤は高温で安定な液相を生成するが、この液相は高温変形中のSiCの拡散を促進し、超塑性特性が向上すると考えられる。本研究では、微細結晶粒からなるAl, B, C添加炭化ケイ素焼結体を作製し、B, C添加炭化ケイ素の高温変形挙動に及ぼすAl添加の影響を調査した。
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©  日本セラミックス協会 2006
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