日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第19回秋季シンポジウム
セッションID: 1F22
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ヒドロオルガノシロキサンとトリアリルボラジンとのヒドロシリル化による SiOC/BN コンポジット前駆体の合成と熱分解
*渕上 賢一内丸 祐子菅原 義之
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キーワード: 前駆体法, 複合材料
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抄録
シリカと比較して優れた強度を持つシリコンオキシカーバイド(SiOC)と窒化ホウ素のコンポジットを、前駆体ポリマーを不活性雰囲気下で熱分解することにより合成した。前駆体ポリマーは、SiOC源としてSi-Hを有するヒドロオルガノシロキサン、BN源としてC=C結合とボラジン環構造を有するB-トリアリルボラジンを用い、ヒドロシリル化反応により合成した。この前駆体の1000℃までのセラミックス収率は、H末端ポリジメチルシロキサンを用いた場合20mass%であるのに対し、1.3.5.7-テトラメチルシクロテトラシロキサンを用いると75mass%であった。
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©  日本セラミックス協会 2006
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