日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 1I28
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放電プラズマ焼結法によるAlドープZnOの作製および熱電特性
*安達 智彦西條 佳孝楠瀬 尚史佐々木 宗生関野 徹
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抄録
 アルミニウムをドープした酸化亜鉛は優れたn型熱電変換材料として知られ、廃熱発電などといった比較的高温域での応用が期待されている。しかし、この材料は高い出力因子を持つものの熱伝導率が高いために、結果的に性能指数が低く抑制され実用化のネックとなっている。そのため、導電率を低下させることなく熱伝導率を低減することが、性能向上には不可欠である。そこで、放電プラズマ焼結法を用いた微細組織制御により、高導電率と低熱伝導の両立を試みた。その結果、放電プラズマ焼結したサンプルでは、常圧焼結とは異なる密度-導電率挙動を示し、低密度域(_から_80%)でこれらが両立できることを確認した。
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©  日本セラミックス協会 2006
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