日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 1I33
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メカノケミカル処理による新規Cs系プロトン伝導性固体酸複合体の作製
*菊地 智哉松田 厚範片桐 清文武藤 浩行逆井 基次
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抄録
我々は、これまでに種々の組成のCsHSO4‐CsH2PO4系複合体に遊星型ボールミルを用いてメカニカルミリング処理を行なうとCs5(HSO4)3(H2PO4)2およびCs3(HSO4)2(H2PO4)が生成し、室温から中温領域で高い導電率を示すことと、種々の組成の中でも、50CsHSO4‐50CsH2PO4(モル比)が最も優れたプロトン伝導性を示すことを明らかとした。本研究では、Csを主成分とする化合物に無機酸化物などを添加した場合の導電率の変化についての調査を行なった。
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©  日本セラミックス協会 2006
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