日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 2C09
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SiC表面分解法によるカーボンナノチューブの直径制御
*楠 美智子本庄 千鶴加藤 治夫
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抄録
カーボンナノチューブ(CNT)の合成法にはアーク放電法、レーザー蒸発法、化学気相成長法の3手法がよく知られているが、我々はSiC表面分解により高密度・高配向CNTの合成法を新たに開発し、その生成メカニズムについて透過型電子顕微鏡を用い解析を行ってきた。今回の報告においては、分解雰囲気を制御することにより、CNTの直径が2nmから10nmと大きく変化することをTEM平面観察法から明らかにする。また、このCNTの今後の応用展開についても報告する。
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©  日本セラミックス協会 2006
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