日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 2P041
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通電加熱時の雰囲気と加熱時間がAu表面に成長するZnO結晶の発光特性に及ぼす影響
*湊 賢一岡元 智一郎高田 雅介
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抄録
ZnOは、室温での紫外レーザー発振が報告されるなど、紫外発光素子として極めて有望であり、近年注目されている材料である。我々の研究グループは、Auを担時した線材状の酸化亜鉛(ZnO)セラミックス試料を通電加熱することにより、Au表面に様々な形態を有するZnO結晶が成長することを見出した。また、通電時の雰囲気と通電時間を変えることにより結晶形態の制御ができることを明らかにした。本報告では、Auを用いた通電加熱法により得られる特殊な形態のZnO結晶からの新たな機能発現を期待し、結晶形態制御と得られた結晶の発光特性を調査した。
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©  日本セラミックス協会 2006
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