日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 2P042
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EuドープCaO-Al2O3-SiO2系分相ガラスにおける分相組織の蛍光特性に及ぼす影響
*大垣 武東田 明久曽我 公平安盛 敦雄
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抄録
分相組織を制御したEu添加CaO-Al2O3-SiO2系分相ガラスを作製し、その分相組織が蛍光特性に及ぼす影響について調査した。分相ガラスは、所定のモル比の原料を粉砕・混合・仮焼後、1650℃で3時間溶融した後に急冷することで作製した。さらに、分相促進と結晶化のために2段階熱処理を行なった。試料は、XRD、SEM、DTA、蛍光スペクトルにより評価した。SEM観察の結果、熱処理した試料は分相組織が確認された。熱処理を行なった試料ではEu2+による蛍光強度が増大し、蛍光強度への分相組織の影響が示唆された。
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©  日本セラミックス協会 2006
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