日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 2P049
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RFマグネトロンスパッタリング法により合成したSi-O-C膜の構造と光学特性
*増本 博上夏井 健後藤 孝
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抄録
RFマグネトロンスパッタリング法によりSi-O-C薄膜を作製し、その構造および光学特性の評価を行った。XPS測定およびFTIR測定により組成分析を行ったところ、Si-C薄膜では[C]/[Si]=1.0であり、Si-O薄膜では[O]/[Si]は電力の増加に伴い1.1から1.6へと変化した。Si-2pのXPSスペクトルより、Siまわりの短距離構造はそれぞれSi-O4(103.4 eV)、Si-O3C(102.6 eV)、Si-O2C2 (101.8 eV)、Si-OC3(100.8 eV)、 Si-C4(100.2eV)、Si-Si4(99.4 eV)の結合状態により表された。
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©  日本セラミックス協会 2006
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