日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 3A23
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ランタノイド置換した(Bi1/2Na1/2)TiO3セラミックスの電気的特性と脱分極温度
*渡辺 芳則晝間 裕二永田 肇竹中 正
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抄録
 近年、環境保全に対する意識の高まりを受け、高性能非鉛圧電セラミックスの研究開発は急務かつ必要不可欠であると考えられる。非鉛圧電セラミックスの中でアクチュエータ系応用分野の候補の1つとして(Bi1/2Na1/2)TiO3 (BNT)が注目されているが、BNTはキュリー点Tcの低温側に圧電性の消失する脱分極温度Tdが存在するため動作温度領域が狭いという欠点がある。しかしながらこのTdに関する報告は少なく、本研究では3価でイオン半径の異なるランタノイド系で置換したBNT系強誘電体セラミックスの脱分極温度Tdの変化、及び電気的諸特性について検討した。
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©  日本セラミックス協会 2006
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