日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 3B08
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固体電解質を用いたCO2ガスセンサの開発
*川端 有香中里 嘉浩前川 亨石川 博田村 真治今中 信人足立 吟也
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キーワード: 固体電解質, ガスセンサ
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抄録
固体電解質型CO2センサの開発を行った。センサの構造は、検出極にLi2CO3-La2O2SO4、電解質材料にAl3+イオン伝導体、基準極にはYSZを用いた。本研究では、本センサの小型化、低消費電力化を目的に、Al3+イオン伝導体とO2-イオン伝導体粉末を一体成型、焼結させ、かつ、厚さが0.6mm以下のペレットの作製条件の検討を行った。その結果、熱処理条件、焼結助剤を最適化することで、歪み割れがなく、良好な接触状態のペレットの作製が可能となり、素子の大きさを1mm程度まで小型化することに成功した。また、センサの性能としては、応答速度が速く、しかも、精度よく連続的な測定が可能であることを確認した。
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©  日本セラミックス協会 2006
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