日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 3F05
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アスペクト比の異なる金ナノ粒子配向膜の作製と非線形光学特性の評価
*青木  紳一郎早川 知克野上 正行
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抄録
金属ナノ粒子は,光,触媒,電気,磁気特性に関して非常に興味深い特性を示し,これら特性は金属ナノ粒子の形状や配列に大きく影響される.そこで,本研究では,表面プラズモン共鳴(SPR)バンドピークを2つ持ち,光学的に異方性をもったアスペクト比が異なる金ナノ粒子(金ナノロッド)に着目した.金ナノロッドは核種成長法を用いて作製し,アスペクト比はTEM観察,Gans理論を用いて評価した.作製した金ナノロッドをゼラチン膜中に固定し,その膜を一方向に延伸することにより,金ナノロッドの配向を制御した.金ナノロッド配向膜に対して,非線形光学材料としての可能性を調査した.
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©  日本セラミックス協会 2006
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