日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 1K04
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Ni0.2Zn0.6Cu0.2Fe2O4-Ni0.3Zn0.7Fe2O4複合材料の微細構造と電磁気特性
*岡田 彩起子久住 克也北原 直人阿部 一智樋口 幹雄高橋 順一
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抄録
無線帯域の高周波数化が進む中、電磁波環境対策を目的にした吸収体においても、高周波数化が望まれている。その方法として、フェライト焼結体を用いた10~1000MHz帯用と、フェライト-SiO2複合焼結体によるGHz帯用吸収体の層状化が行われている。しかしながら、これを実現するためには、両者の焼結挙動を制御する必要がある。そこで、Ni・Zn・Cuフェライトを組成により低温焼結化し、Ni0.3Zn0.7Fe2O4仮焼粉砕粉を混合することにより焼結挙動を制御したNi0.2Zn0.6Cu0.2Fe2O4-Ni0.3Zn0.7Fe2O4複合材料を試作した。そして、その電磁気特性と電磁波吸収特性を評価し、微細構造の影響を検討した。
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©  日本セラミックス協会 2007
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