日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 2P2-22
会議情報

陽極酸化を応用した3次元Niナノモールドの作製
*永浦 友太竹内 太志井上 悟
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
自己組織性によるナノ細孔構造を有する陽極酸化アルミナ皮膜は、これまで様々なナノ構造体の作製に応用されてきた。陽極酸化皮膜をテンプレートとして用い、細孔中に磁性材料や光触媒材料等の機能性材料を充填することにより、ナノロッドやナノチューブ等の様々な機能性ナノ構造体が作製された。しかしながら、これらに応用された陽極酸化皮膜は単一な柱状構造が主であり、作製されるナノ構造体も形状が限定されていた。そこで本研究では、まず孔状組織の深さ方向への形状変化に着目し、3次元構造を有する陽極酸化皮膜を作製した。また、この孔中にNiを充填することにより、3次元Niナノモールドの作製について検討した。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2007
前の記事 次の記事
feedback
Top