日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 1G06
会議情報

磁場中成形したチタニアの配向発達過程の解析
*鈴木 達打越 哲郎目 義雄
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
セラミックス材料作製プロセスにおいて、磁場が物質に及ぼす作用を利用して配向を制御しようという試みが盛んになってきている。我々のグループではアナターゼとルチルの混合チタニアの強磁場中配向において、最終焼結体ではルチル配向体となることを確認してきている。この場合、アナターゼ相の配向性は焼結途中でのルチルへの相転移時に引き継がれるのか、または、原料粉末に含まれていたルチルの成形時での配向でのみ最終配向が決まるのかが興味深い点である。そこで、アナターゼとルチルの磁場中成形試料の配向発達過程を検討した。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2007
前の記事 次の記事
feedback
Top