日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 1G13
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レーザー及び強磁場によるガラスでの結晶配向設計と機能発現
*小松 高行
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抄録
ガラスは光ファイバー、光学レンズ、ディスプレイなど21世紀のフォト二クス時代を支えるキーマテリアルである。一方、パッシブなガラスに二次光非線形性、強誘電性、超伝導性などのアクティブな機能を発現し、ガラスをベースとする新たな機能材料設計と創製が強く求められている。そのためには、等方的ガラス構造の中に異方的構造を導入する必要があり、その手法としてガラス/結晶融合材料(結晶化ガラス)に大きな期待がかけられている。本講演では、レーザー照射(局所的な温度勾配:温度場)および強磁場下でガラスの結晶化を行い、ガラス表面での単結晶ラインパターニングや結晶配向に関する材料設計の考え方を議論すると共に、得られたガラス/結晶融合材料の機能を紹介する。
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©  日本セラミックス協会 2007
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