日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2007年年会講演予稿集
セッションID: 2G27
会議情報

電気化学的手法によるセリア薄膜作製における紫外光照射効果
*鎌田 海東川 圭吾榎本 尚也北條 純一
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
水溶液中の3価セリウムイオンを電気化学的に酸化すると4価のセリウム水酸化物イオンが金属電極表面に生成し、最終的に電極表面はセリア薄膜で覆われる。一方、セリアはn型半導体として知られており、バンドギャップエネルギー以上に相当するエネルギーを有する光の照射によって成膜中のセリア表面にホールが生成し、これが3価セリウムイオンの酸化反応を促進すると考えられる。本研究では電解法によるセリア皮膜作製時に電極表面に紫外光照射を行い、皮膜の析出量や結晶性に及ぼす影響を調査した。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2007
前の記事 次の記事
feedback
Top