抄録
近赤外域における広帯域光増幅素子の実現は次世代の波長分割多重(WDM)送信技術に必要不可欠であり、その候補として、希土類金属イオン添加光ファイバやファイバラマン増幅のみならず、新規光増幅媒体の開発が望まれている。
今回私たちは、新たに開発したTeイオン添加透明ガラスセラミックス(Te-spinel glass)が、波長1250nmを中心とした半値全幅250nmの広帯域蛍光を示すことを見いだした。
また、室温における蛍光寿命が約0.6msと長寿命であり、さらに200Kまで冷却することで1.2msまで長寿命化することを明らかにした。