日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第21回秋季シンポジウム
セッションID: 1B06
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各種ポリ酸-酸化チタン複合体薄膜の作製と光触媒活性評価
*柳田 さやか中島 章亀島 欣一佐々木 高義岡田 清
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抄録
 ヘテロポリ酸は酸触媒として利用されている物質で、紫外光によって励起する光触媒としても知られている。最近、酸化チタンとヘテロポリ酸の一種である12-タングストリン酸を複合化することにより、光触媒能が向上することが報告された。このような複合系では酸化チタンの励起電子がヘテロポリ酸によってトラップされ、光触媒活性が向上すると考えられている。そこで本研究では、酸化還元電位のそれぞれ異なる数種のポリ酸を酸化チタンと複合化し、ヘテロポリ酸の酸化還元電位が複合体の光触媒活性にどのように影響するかを調査した。
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©  日本セラミックス協会 2008
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