日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第21回秋季シンポジウム
セッションID: 1B13
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高活性窒素ドープ型酸化チタン光触媒の合成と評価
*松本 太輝橋本 佳男井伊 伸夫大谷 文章酒井 勝村上 泰
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抄録
 チタニアシートと有機配位子からなる層状無機/有機複合体を前駆体とし、アンモニア水処理と焼成によって、窒素ドープ型酸化チタンを合成した。前駆体に複合化させる配位子量を変化させることによって、結晶性や比表面積を大きく変化させることなく、窒素ドープ量を精密に制御することができた。  紫外光照射下での光触媒活性は窒素ドープ量が多くなるほど低下した。一方、可視光照射下での光触媒活には極大値があり、[N]/[Ti] = 0.0125の試料に関して2 % 以上という極めて高い見かけの量子効率が得られた。
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©  日本セラミックス協会 2008
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