日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第21回秋季シンポジウム
セッションID: 1B26
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助触媒なしで水を完全分解するLiTaO3光触媒のペルオキソタンタル酸錯体を用いた合成と高活性化
*植田 紘一郎松本 勇磨冨田 恒之藤田 一美ヴァレリー ペトリキン垣花 眞人
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抄録
本研究では,ペルオキソタンタル酸錯体を原料としたオキシダントペルオキソ法を用いて、助触媒なしで水分解光触媒として高活性を示すLiTaO3を合成した。500℃で焼成したところ、前駆体はLiTaO3として結晶化した。水分解活性は、紫外光内部照射型閉鎖系を用いて測定し、ガスクロマトグラフィーで発生気体を定量した。700℃焼成の試料が最も高い水分解活性を示した。また、スプレードライ法で前駆体溶液を乾燥した結果、球状のLiTaO3が得られた。
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©  日本セラミックス協会 2008
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