日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第21回秋季シンポジウム
セッションID: 2E09
会議情報

溶融・急冷法により作製したCoO-TiO2-SiO2系分相・結晶化ガラスの磁気・電気特性
*中村 大毅岸 哲生室 祐司田村 隆治常盤 和靖安盛 敦雄
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
近年、磁気センサー材料は様々な用途に使用されており、その高感度化、化学耐久性の向上などがさらに求められている。最近Co固溶TiO2が強磁性を示すことが報告されている。一方、CoO-SiO2系、SiO2-TiO2系は安定不混和(分相)領域を持つため、CoO-TiO2-SiO2系分相ガラスを結晶化させることにより、SiO2リッチガラス相とCoO-TiO2系磁性相のナノ・マイクロオーダーの複合化が可能となり、SiO2リッチガラス相による磁性相の耐熱性、化学耐久性が付加できる。本研究では、溶融・急冷法によりCoO-TiO2-SiO2系分相試料を作製し、結晶相および組織と磁気・電気特性を評価したので、報告する。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2008
前の記事 次の記事
feedback
Top