日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2008年年会講演予稿集
セッションID: 1D22
会議情報

ソーダ石灰ガラスの水熱条件下での化学的耐久性に及ぼすガラス組成の影響 ‐アルカリ金属の影響‐
*當山 真司恩田 歩武梶芳 浩二柳澤 和道
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
異なるアルカリ金属を含む,バルク体のソーダ石灰ガラスを水中および水蒸気中で処理温度220℃,処理時間60 hで水熱処理を行った。水熱処理後,全てのガラス試料の表面に白色の反応層が形成された。Naのみを含むガラスは水蒸気中の処理で重量増加を示し,他のLi,K,Rbを含むガラスと比較して異なる挙動を示した。これはNaとヒドロニウムイオンとの交換反応によるものであると考えられる。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2008
前の記事 次の記事
feedback
Top