日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2008年年会講演予稿集
セッションID: 2F02
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プラズマ溶射法により作製した(Sr, Y)TiOxバルク材の熱電特性
*袖岡 賢鈴木 雅人井上 貴博小原 春彦
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抄録
Yを多量にドープした(Sr,Y)TiOx材料をプラズマ溶射法により作製し、その熱電特性について検討を行った。YをSrサイトの25%まで置換したもので比較的均一な固溶体が得られた。Y添加量の増大とともに、熱伝導率は低下し、導電率は増大した。しかしながら、ゼーベック係数も同時に減少するため、性能指数 ZTは、いずれのY添加量でも、0.1程度であった。本手法が、酸化物半導体への添加元素の大量ドープに有効であることが実証された。
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©  日本セラミックス協会 2008
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